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2007年11月 6日 (火)

微笑

ここまで投稿をサボると流石に愛読者の皆様に申し訳なくてしょうがない。

俺様は漫画が大嫌いである。だがある1つの漫画だけは1巻から愛読させて頂いている。だが新刊の発売日が遅れると気が狂いそうになる日々が続く。

そういう作品を目指したい今日この頃ではあるが、なにせこの作品は「ノンフィクション」である。

よって俺様の人生自体がかなりクレイジーではない限り、面白い作品にはならないという事である。

という事で本題に入ってやろう。

第2戦目となる会社への書類審査が通り、晴れて面接となった。

そこの会社は多少交通の便が悪く、どのように出向こうと悩んだ挙句、滅多に会話を交わしもしない「親父」に頼む事にした。

会話を交わさないというか、親父は無口で感情を表に出さない性格なのである。

そんな親父に何故頼んだか。親父が間違いなく喜ぶと思ったからだ。

息子の就職活動の手助け、喜こばない親などいない。

まぁ 選択肢が無かったといえば、それが一番の理由になる事は残念ながら間違いなしなのである。

たいした打合せも無く面接当日を迎えた訳である。

「あの建物だよな」とぼそっと親父が口走り、出発した。

以前に何度か足を運んだ事があるらしいそうだ。

片道40分、会話をした記憶がない。親父が場所を知っているという安心感からか、軽く助手席でうたた寝していた記憶はある。

「着いたぞ」の親父の声で起こされた。

目を開けた。明るい視界に入ってきた物と言えばだ。

俺様が全く見た事の無い建物を指を刺して微笑んでいる親父の姿が其処にあるではないか。

俺様は寝ぼけ声で「違うよ」と発した。

あっという間にだ。先程の満面の微笑は消え去り、脂汗が流れ出る親父の姿が其処にあるではないか。

その後の事はよく覚えていない。俺も親父もパニックになっていたから。

面接には間に合ったという事だけは覚えている。

あぁ もう1つだけあった。

正しい場所も見つけた瞬間の親父の最高の安堵感からくる笑顔だ。

あの笑顔はどんなCMタレントでも無理であろう。

そう俺様なりに確信している。

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