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2006年6月21日 (水)

老舗

人と同じ事をするのが大嫌いな俺様である。

今も昔も変わらず。

例えになるかどうか微妙だが、ルイ・ヴィトンの財布など言語道断なのである。例え198円で販売されていても見向きもしないであろう。

そんな性格が就職活動にも間違いなく反映された。

そう、俺様も学生から社会人になる時期が来てしまった時の話だ。

何をやりたいか、そこは優柔不断な俺様でも既に腹に決めていた。

きむら精肉店でお気に入りになってしまった「接客」という物をだ、俺の人生のパートナーにと決めていたのだ。

尻の青い当時の俺様は「接客」イコール「ホテル」としか思いつかなかった。

俺様はホテルでしか働けないんだと決め付けていた。

今考えれば何ともおつむの弱い発想である。

同級生にも俺様と同じ考えを持つ奴等が30人位は存在していた記憶がある。

でも奴等は皆、某大都市の某大手老舗ホテルにしか興味がなかったようだ。

正直俺様も少しは興味があった。

だがしかし、そこで俺様の性格がフルに稼動してしまうのである。

奴等の行きたがっているホテルの正反対の方向の都市のホテルに履歴書を送ってやった。

そんな安易な考えが今後の人生を左右するとも考えず。

しかしながら、今考えればだ。奴等と同じ事をしていたら、俺の今の人生はどうなっていたのであろう?

その某大手ホテルには確か10人以上は入社した筈だ。

でも10年以上経った今、まだ勤めているという奴等の話は一切聞かない。

もし俺様がそこに入社していたら、どれ位続いていたのであろう?

人生を2度楽しめるなら、試してみたいものだなと軽く考えてしまう、今日この頃である。

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