歩行者天国
「歩行者天国」って言葉を知ってやがるか?
よく考えてみたら、最近この言葉をめっきり聞かなくなった気がする。
今は別の呼び方になっているのか。まぁ どうでもいい。
俺様のホームタウンにも夏になれば「歩行者天国」が開催される。
基本的に「人ごみ」が嫌いな俺様は、「祭り」というイベントが大嫌いである。
記憶にあるのは、中学生の時友達と祭りの混雑に紛れて、若い女の「ケツ」を触りに行った事位か?
そんな「祭り嫌い」な俺様にだ、我「きむら精肉店」は毎年出店を出しちゃっている訳だ。
挙句の果てにだ!高校1年生のケツの青い俺様に「焼台の前で焼鳥を焼け!」と店長は口にしちゃうのだ!
俺様にとってはある意味「召集令状」状態である。
とにかく焼鳥など焼いた事が無い。おまけにフランクフルトまでいらっしゃる。
それも‘出店童貞‘の俺様に「1人でやれ」というのだ。
「緊張」というよりも「好きにして」って感じである。
今思えば、当日は多分「テンパってた」のであろう、何をしたのか覚えていない。
なんとこれが毎夏3年間、俺様の役割になってしまった。
2年目以降からは流石に慣れたもの。「楽しい」思い出しかない。
何が楽しい?熱くて、煙くて、臭くて。
いい事はない。でも楽しかった。
「祭り嫌い」は今も変わっていない。
しかし たまに祭りの出店を見ると、軽く「血が騒ぐ」俺様がいる。
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